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tilt log

本と、映画に思うこと。その他、諸々のこと。

高倍率で撮影したいとき、APS-Cとフルサイズのどちらを選ぶかという話

一眼カメラの話。

デジカメでは、センサー(撮像素子)サイズが小さいほど写真に被写体が大きく映るんだけど、これを高倍率と呼んでいいかは議論の的。こんなことが起こる原因は、大きなセンサーがより広い面積を捉えるせいだ。言葉で言っても分かりにくいので、フルサイズ(でかい)とAPS-Cサイズ(やや小さい)を例に、下に図解。

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つまり、光学的にはAPS-Cサイズ(センサー小さい)の写真は、フルサイズ(センサー大きい)の写真をトリミング拡大したにすぎない。じゃあフルサイズで撮っといて後加工したらいいんかっつぅと、そうでもないってのが今日のお話。
トリミング拡大で小さいセンサーの写真と倍率をそろえる時に、画素数が落ちるんですな、当然ながら。ただその落ち方が、想像するよりだいぶキツイ。我が家にある、APS-CサイズのCanon EOS kiss X4と、フルサイズのCanon EOS 6Dを例にとってみますと。 

kiss X4(APS-Cサイズ)のスペックは
 センサーサイズ: 22.3×14.9=332.3mm2
 画素数: 5,184×3,456=17,915,904 (約1800万画素)

対する6D(フルサイズ)のスペックは
 センサーサイズ: 35.8×23.9=855.6mm2
 画素数: 5,472×3,648=19,961,856 (約2000万画素)

6Dの方が元々の画素数は大きいんだけど、X4並みになるようトリミングすると、残る画素数は、

 19,961,856×(332.3/855.6)=7,752,653

と、たった800万弱になってしまう。X4の半分以下だ。細かい機能で6Dが優れてるにしろ、これだけ画素数が違うのは決定的だ。大きく撮りたい用途なら最初からX4使った方がいい。6Dの方が大幅に高価なんで悔しいが、これが現実。あと、X4の方がちっさくて軽いし。

あぁ、この違いを吹っ飛ばせるくらいの大砲レンズを買うなら、話は別ですよ。それができる人はそうして下さい。