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本と、その他諸々のこと。理系的なこと。

クロスバイクのカスタム紹介

まっとうなスポーツバイクを買うとやっぱりやりたくなるのが、カスタムです。
速さを求めるなら結局ロードに乗り換えるのが手っ取り早いので、クロスの利点である「街乗りでの利便性+悪路走破性」をスポイルしないよう、きっちり住み分けましょう。ロードなんか羨ましくないやい。
我が愛車はTREK 7.3FX、定番のクロスバイク入門グレードです。ガチの人たちはもう、フレーム以外総取っ替えの勢いでいじるそうですが、素人のできる範囲で美味しそうなところを吟味してやってみた。カスタムの入門になるよう例だと思うので、取捨選択の結果をご披露しませう。

 

①ハンドルを低くする。

前傾姿勢になるほど足に力を入れやすくなるので、ハンドルは低く、サドルは高く。
サドル高さは足の長さで限界決まるんで、ハンドルを可能な限り下げることになります。サイズの合う六角レンチひとつあればできる改造なので、是非やりましょう。
本体とハンドルを繋ぐステム、これを本体側に取り付ける位置を、スペーサーで調節できます。この自転車ではスペーサーは3つ。
写真ではスペーサー1つだけど、この後結局3つ全部分下げた。
さらに下げたいなら、ステムを上下回転させる。7.3FXのステムはちょっと角度がついてる固定タイプなので、最初上向きになってるのをくるり上下回転させれば、下向きになるというわけ。

 

 

②グリップ変更。

7.3FXの純正グリップは、1年ほどでゴムが劣化してねちょねちょしてきます。
ゴム製品は消耗品なので、これは致し方ないところ。で、折角替えるなら、ということでエンドバー一体型にしてみました。
phorm g/230。よく行く自転車屋にあったやつ。

phorm(フォーム) g/230 HBG13400 ブラック/グレー

phorm(フォーム) g/230 HBG13400 ブラック/グレー

 

実は人間の手は、ハンドルがタテのほうが握りやすいようにできてます。ヨコでもさほど不便はないんですが、長時間走るなら、同じ角度で握りづけるのは案外と疲れてくるので、手の置き方を変えれるのは快適です。
ちゃんとしたエンドバー付けるのと、こういうグリップ一体型とどっちがいいかは、知らない。取り敢えず、クロスのドロップハンドル化はやり過ぎだと思う。

 

③タイヤ交換。

タイヤももちろん消耗品なので、いつかは替えることになるので、じゃあ折角なので。
TREK 7.3FXのリムに付くタイヤの幅は、32C~23C。純正は最大の32C。
タイヤを細く・薄くするほど軽くて速くなるけど、これは耐パンク性とトレードオフ。どこまでスピードを求めるかは個人の裁量ですな。サイクリング中にパンクした時のションテン下がりっぷりったら、そりゃもうえらいことですからね。
てわけで今回は、28CのPanaracer T-serv PTを採用。

今回はちょい細め程度の28Cで様子見です。次はもうちょい細くしたくなるんだろうなぁ。
色も思い切って変えてイメチェン。タイヤの色でだいぶ印象変わってくるので、遊び心が疼きます。


もろともに中のチューブも細いのに変えたから、これもキモチ軽くなったはず。
ちなみに7.3FXはリムが長いので、バルブが長いチューブを選ばないといけないのが注意事項です。今回使ったのはこちら。

SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】700×18/28Cチューブ 仏式 60?ロングバルブ 15SV-E.L

SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】700×18/28Cチューブ 仏式 60?ロングバルブ 15SV-E.L

 

 

 

④ペダル交換。

ビンディングにすれば引き足も使えて走りが劇的に変わる…とはよく言うが。やっぱりチョイ危ないし、ビンディング用の靴は歩きにくい。
僕の場合は特に、乗り降りの頻繁な街乗り用にも使うので見送り。
てなわけで選んだのは、フラットペダルのXPEDO TRAVERSE XCF08MC。

XPEDO(エクスペド) XCF08MC GRAY PD-XP-043

XPEDO(エクスペド) XCF08MC GRAY PD-XP-043

フラットペダルでも、しっかり靴底に食いつくのを選べば、思い切って力入れれるので結構違います。
見た目もかっちょいーしね。
同じXPEDO製の、TRAVERSE XCF05ACと迷ったけど、こっちはちょっとデザインが奇抜すぎるかなぁ。

XPEDO(エクスペド) XCF05AC GRAY PD-XP-046

XPEDO(エクスペド) XCF05AC GRAY PD-XP-046

 

ちなみに自力でペダルを交換するには、ペダル用のレンチが必要。あとグリスもいる。こんな感じであれもこれも買うことになるよIYH!

 

⑤ハンドルを切って短く。

大は小を兼ねるってことで、純正のハンドルはちょい長目。
理想の長さは肩幅くらい。手をまっすぐ前に伸ばした位置で掴めるのが快適なのです。エンドバーを掴むときは更なり。
コーナンでパイプカッター買ってきて、グリップを外して剥き身になったハンドルの端っこを、左右18mmずつカット。20mm切るつもりだったけど、切りすぎたら取り返しつかないんで、直前でビビってチョコッと控えた。
控え具合もまたビビってるぜ。


最近の7.3FXはなんか変なのついてて切れないらしいっす。その場合はハンドルバーごと替えちゃいましょう。

 

サイクルコンピュータ搭載💛

タイヤの回転から、自転車の速さとか走行距離がわかる機械。買ったのは、SIGMA BC12.12。


速度も距離も、わからなくてどうと言うことは無いけど、わかるとなると案外楽しい。趣味として続けるには、こんなのが大事だったりします。

 

こんなことやってると、改造自体が楽しくなってきて、改造自体が目的になってきたりします。またなんかやったら随時更新してきまっす。

後日続報記事書きました。↓↓↓

tiltowait9.hatenablog.com