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本と、その他諸々のこと。理系的なこと。

折り紙4:秀麗な折り紙

 折り紙本の紹介を引き続き。

最近になって、わりと面倒な類の折り紙本が国内でもちらほら出版されるようになってきていて、そのなかでもわりとポピュラーなのが山口真氏編の「端正な折り紙」ですが、ここでご紹介するのはその続刊「秀麗な折り紙」。

秀麗な折り紙

秀麗な折り紙

 

「端正~」も「秀麗~」も1枚折りにはあまり拘らない方針のようで、大胆に2枚折りにして難易度を下げてる作品も多い。そこは好みの分かれるところで、悪いとまで言えないものの、折る気を削がれてるのが率直な感想。なお、表紙にデンと載ってるのは伝説の作品「ティラノサウルス全身骨格」、正方形折り紙を21枚を使う大作で、ここまで来るとユニット折り紙の亜種とでも考えたほうがいいかもしれない。逆に感心するし折ってみたい気もするけど、工程が長大すぎて折りきる覚悟がまだ足りてない。

文句を先にってしまったが兎に角折ってみたいと思ったものが数点あって購入したんだし、実際折ってみて見事だと思ったのでそこはご披露しておく。折ったのは全て不切正方形一枚折りだ。

 キングギドラ。凸の多いモチーフにこんなのもあったか!アツいお題である。持て余してた金色おりがみの用途に最適、と思ったが25cm角サイズの紙ではカオの表情付けまでするのはキビシかった。本の推奨どおり35cmサイズがほしいな。f:id:tiltowait9:20180501022907j:plain

 

シン・ゴジラ。尻尾を大きく作るところに設計者(神谷チャンピオン)の意思が伺われます。ギドラに対抗して銀紙で折ったら、メカゴジラ化した。f:id:tiltowait9:20180427003613j:plain

 

アノマロカリス節足動物感あふれる仕上がりに大満足。わたくしアノマロカリスには目がないのである。写真には見えてないが、裏ではあの個性的な口もちゃんと表現されている。この作品が載っていたことがこの本を買ったと言っても過言ではない。だれかオパビニアやハルキゲニアも作ってくれんかな。f:id:tiltowait9:20180423000315j:plain

 

アーミーナイフ、前川淳氏の作。なんちゅうモチーフですか、前川先生。14等分した格子状の折り目を畳み込んゆく幾何学感の強い手順で、ナニゲに難しかった。それと僕もビクトリノックスが欲しくなった。f:id:tiltowait9:20180504184529j:plain

ティラノサウルス全身骨格は…いつか折ってブログに載せてやるんだ…足りないのは技術じゃなくて熱量なんだ…